北海道旅行でレンタカーを利用するときの注意点【道民からのガチアドバイス】

#観光ガイド
スポンサーリンク

北海道でのご旅行を考えている方の中には、レンタカーで道内を回って観光しようと考えている方も多いでしょう。

 

北海道は皆さんが思っている以上に大きくて広いですし、東京都内と違って電車に乗れば大体のところにラクラク行ける、という場所ではないため、車での移動は正解です。

 

しかし、レンタカーを借りて運転するにあたって、北海道ならではの注意点がいくつかあります。それを知っておかないと、危うく事故に遭ってしまったり、ヒヤッとする思いをしたりして、旅行中に悲惨な目に遭ってしまうかもしれません><

 

そこで今回は、本州の名古屋&神戸から北海道に完全移住した私たちが、「本州からの観光客が北海道でレンタカーを運転するときに絶対に気を付けたほうが得なこと」をまとめていきたいと思います。

 

ぜひ、ご旅行の際の参考にしてみてくださいね~。


 

Ayachan & Arata

☆Ayachan☆
・観光ガイド
・ウェブデザイナー
・スノーボードインストラクター
・東京大学 理科二類卒
趣味⇒美容ケア
特技⇒ビールの早飲み
「北海道の夏に慣れてしまってお盆のとき本州に帰れない」

☆Arata☆
・観光ガイド
・情熱スノーボードインストラクター
趣味⇒ダイエット
特技⇒リバウンド
「北海道は美味しいものが多いから痩せられない」
~~~~~~~~~~~~~~~~
夏は北海道観光ガイド、冬はスノーボードスクールを運営しています!!夏冬通して皆様に最高の北海道の思い出を作っていただけるよう全力でサポートしております。

Ayachan & Arataをフォローする

そもそも北海道旅行の移動手段は電車?バス?レンタカー?

レンタカーの注意事項を説明していく前に、まずそもそも北海道旅行の移動手段は何が良いのかを考えていきましょう。

 

考えられるものとしては、電車、バス、レンタカーなどが挙げられると思います。一つずつ見ていきましょう。

 

電車

東京や大阪など都会に住んでいる方からすると「移動は電車で良くない?」と考えてしまうかもしれません。私もOL時代東京に住んでいたので、「電車移動で9割以上行きたい場所に,しかも正確な時間で行ける」という感覚はわかります。

 

でも、北海道旅行をその感覚で臨むと、9割5分以上、行きたい場所に行けなくなります。東京旅行で例えるなら、浅草以外の行きたい観光スポットに一切いけない、みたいな状況に陥ります。

 

電車移動はお勧めしません。

 

バス

移動手段に観光バスなどを利用しようと考えている方もいると思いますが、バスでの移動はメリットとデメリットがあります。

 

メリットとしては、旅行者全員運転しなくていいのでレンタカーを借りたときの

「俺、運転するよ」

「え、さっきもしてくれたじゃん、私するよ」

「え、じゃあ俺運転する?」

みたいな余計な気遣いと謎の譲り合いがなくてストレスフリー。

 

特に、お酒好きな人たちの集まりで北海道に旅行すると、バス移動であれば全員が誰かに気を遣うことなくお酒も楽しめるのでその点は大きなメリットでしょう。

 

一方で、バス移動だと限られた観光スポットにしかいけないというデメリットがあります。「すぐ近くにずっと気になってた●●があるから立ち寄ってほしい」と思っても、バスはそういった個人的な要望には応えられません。

 

また、観光スポットでの滞在時間も「ここは興味ないからサクッと行ってほしい」「ここはずっと来たかった場所だからゆっくりいたい」という時間の調整もできません。バスのフロントガラスに【15:40 集合】といった張り紙を出されてそれに従わざるをえません。

 

レンタカー

レンタカーは自由自在に行きたい場所に行けますし、滞在時間も自分たちの仲間内で自由に決める事ができるので、自由な旅にはもってこいの移動手段といえます。

 

北海道は車移動でなければいけない場所もたくさんありますし、道路も広くて真っ直ぐなところが多いのでドライブしていても気持ちが良いでしょう。

 

ただ、この後にご紹介するような注意事項もいくつかあるので、レンタカーを借りる前にぜひともチェックしてみてくださいね。



 

レンタカーで北海道旅行をするときの6つの注意点 By道民

それでは、レンタカーを借りようとしている観光客に北海道在住者が伝えたいと思う注意点を解説していきます。

実際の人数より大きめの定員人数の車をチョイスする

まずはレンタカーを選ぶ段階から。

 

レンタカーを選ぶ際の一つの基準として、乗車人数の定員数で選ぶかと思いますが、あまりぎりぎりの人数で責めないほうが無難です。

 

たとえば、5人での旅行に対して、5人乗り用のレンタカーにすると、乗るメンツによってはすし詰め状態になります。

 

 

「移動するだけだし、多少狭くてもよくね??」

と思うかもしれませんが、北海道で旅行するとなると、移動100キロは当たり前で、その間コンビニなどが一切なく休憩できないこともしばしばです。それぞれの荷物が多ければもはや押し寿司状態になります。

 

また、であれば車内の熱気で結露して危ないです。旅行でテンション上がった数人の吐息ですぐに窓が曇ります。

 

レンタカーは実際の人数よりも余裕をもった大きさのタイプを選びましょう。

ガソリンはこまめに入れておく

これ、けっこう死活問題になると思うんですが、車のガソリンはこまめに入れておくようにしましょう。

 

なぜなら、移動区間によってはガソリンスタンドが全然ないからです。100キロの間に1個もガソリンスタンドがないということも北海道では珍しくありません。

 

「ガソリンスタンドそこにあるけど、まだ2メモリ残ってるし、次のガソリンスタンドで入れればいいか」

と余裕ぶってると、その次のガソリンスタンドが待てど暮らせど出てこず、本気でヒヤヒヤして、旅行中にロードサービスの電話番号を調べ始めることになります。(何度か経験済み。)

 

ガソリンは常に余裕を持った状態を保っておくことが重要です。

 

ちなみに、個人的なガソリンスタンドのお勧めとしては【モダ】です。なぜなら、常に安いからです。

 

 

モダを見つけたら、とりあえず満タンまでガソリンを入れる、というルールを決めておけば危ない目に遭うことは回避できるでしょう。

 

スピードの出しすぎ

これ、道民でもよくやってしまうんですけど、北海道の道って特に夏はめちゃくちゃ広くて真っ直ぐで走っていて気持ちが良いんですよね。結果、スピードが出すぎます。

 

スピードが出すぎてしまうと、どうなるか・・・。

 

 

はい、こうなりますね。旅行気分が台無しです。

 

見通しがよく真っ直ぐな道が続いている場所は特にネズミ捕りをしていますので、スピードの出しすぎには注意しましょう。

 

鹿やキツネの飛び出しに注意

先ほどのスピードの出しすぎ要注意と少し被りますが、運転中は野生動物の飛び出しにも注意しなければなりません。

 

冗談抜きで、めっちゃ飛び出してきます。

 

 

特に、16時以降の夕方になってくると、鹿ファミリー総出で外食しにきているのか、道路の両端にわんさかいることも少なくありません。夜になるとキツネやうさぎもたくさん出てきます。

 

鹿と車がぶつかってしまった場合、車が破損するだけではすまず、中に乗っている人間の命も危険にさらされてしまいますので、万が一鹿が飛び出してきても避けられるか止まれるように、スピードを出しすぎないことが大切です。

 

また、対向車線の車が鹿を避けようとしてこちらの車線に急に出てくることもありますので、夕方以降の運転中は特に集中力を切らさないようにしましょう。

休めるときに休む

ガソリンスタンドと同様、コンビニなども長距離間で1つもないことも多いのが北海道です。

 

長距離運転で休憩を挟まないと事故の確率も上がってしまいますし、何より運転手も同乗者もしんどくなりますよね。

 

道の駅やコンビニなどを見つけたら、疲れていると感じる前でも休んでおくことが大切です。

 

ちなみに、北海道は道の駅の数が全国1位で、その数は120か所を超えています。道の駅というと、トイレと広い駐車場があって売店があるくらいのイメージかもしれませんが、最近では博物館のような施設もあって、道の駅自体が観光スポットになっていたりもします。

 

特にお勧めの北海道道の駅は

・道の駅 サンフラワー北竜

道の駅の裏にあるひまわり畑の絶景を堪能できる(7月~8月中旬)

 

・道の駅 厚岸グルメパーク

新鮮な牡蠣や海鮮を自分で焼いて食べることが出来る道の駅!!ミニ水族館もあります。

 

・道の駅 あぷた

洞爺湖に近いこの道の駅では絶品のウニ丼が食べられます。他にも、洞爺湖産のヒメマスを味わうことができるのでランチ時におすすめです。

 

・道の駅 もち米の里 なよろ

この道の駅では名寄名産のもち米を使った特産品がたくさん売られています。大福のビュッフェみたいになっていて、選ぶだけでも楽しいのですが、その味も絶品!!ドライブしながら食べるのもお勧めです。

 

他にも北海道にはたくさん魅力的な道の駅がありますので、適度に休憩を入れるためにも気になる道の駅はいくつかピックアップしていくとより旅を快適に楽しめますよ~。

冬道運転は特に要注意

北海道旅行でレンタカーを運転するときの注意事項、ラストは冬道運転についてです。

 

ラストにして最大の注意事項です。

 

北海道の冬道はほぼ100%雪道です。そしてシーズンにもよりますが、11月上旬から4月末まで雪道になっている可能性があります。

 

 

本州の友人から「11月中旬に北海道に紅葉見に行くよ~」と言われましたが、11月中旬はとっくに紅葉が終わっているどころか、がっつり雪道の可能性が高いため、冬前と冬終わりのレンタカーは特に要注意です。

 

具体的に何に注意すればいいのかというと

 

✓スピードは出しすぎない

→時速60キロは雪道的に超ハイスピード。時速80キロは自殺願望者。

 

✓カーブのときはさらにスピードを落とす

→坂道カーブなら時速30キロとかで全然OK

 

✓ブレーキは甘噛み

→ブレーキをがっつりいつも通り踏むと9割ツルっと滑ります。エンジンブレーキで早めにスピードを落とした後にゆる~くブレーキを踏んでやんわり止まる!!

 

✓ホワイトアウトのときはハザードランプをつけながら走行する

→ホワイトアウトのときは基本的には運転しないほうがいいけど、やむを得ないときは必ずハザードを点ける。じゃないと後ろから衝突されちゃう。

 

✓雪道に関しては後ろからあおられても気にしない

→あおられていると感じたらすぐに端に避けて先に行ってもらう

 

雪道運転に関しては、道民でも誰かしら毎シーズンに事故してるので、道に慣れていない観光客はレンタカーでの雪道運転は極力避けたほうが良いでしょう。タクシーや送迎付きのガイドツアーに申し込むのが一番安全でお勧めです。

 

運転に自信がない方は車移動付きの観光ガイドがおすすめ

北海道での運転は、夏であっても冬であってもリスクがいつも以上に伴います。

 

気を遣っての運転はどうしても疲れてしまいます。せっかくの旅行なので旅行自体を全力で楽しみたいですよね。

 

そんなときは、車移動付きの観光ガイドにガイドを頼むのがお勧めです。車で空港やホテルまで迎えに来てもらって、そのまま自分たちが行きたい場所に連れて行ってくれるので楽ちんですし、移動中寝ることもリラックスして景色を楽しむこともできます。

 

お酒好きな方は旅先でお酒を気にせず飲むことができるのも嬉しいポイントです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

北海道旅行をより安全でより快適なものにするためには、移動手段もしっかり選んでおきたいですね。

 

レンタカーをして観光スポットを巡る場合は、今回ご紹介した内容に注意していただいて安全にご旅行を楽しんでいってくださいね。皆様の北海道旅行が楽しく素敵なものになりますように^^

 

私たち【サムライトリップコンシェルジュ】は、皆様の北海道旅行をもっと素敵に、もっと快適に、一生の思い出になるよう全力でサポートさせて頂きます。

 

北海道のご旅行や北海道での運転についての疑問、質問等ございましたらぜひお気軽にご相談下さいませ。

 

コメント