「マウンテンバイクを始めたいけれど、どのブランドを選べばいいのかわからない」
「有名なマウンテンバイクのブランドがたくさんあるけど、何が違う?」
「初心者なら、どのブランドのマウンテンバイクを買うのがおすすめ?」
マウンテンバイクを初めて購入する人にとって、ブランド選びは難しいですよね。
ロードバイクやクロスバイクと比べても、マウンテンバイクは用途や車種の種類が多く、同じメーカーでも街乗り向けから本格的なトレイルライド向けまで、さまざまなモデルがあって迷ってしまうと思います。
一見選び方が難しく感じられると思いますが、初心者の場合は最初から専門的なスペックを細かく比較する必要はありません。
まずは、
- どこで乗るのか
- どんな走り方をしたいのか
- 予算はいくらなのか
- 購入後のメンテナンスや修理をどうするのか
を考えたうえで、自分に合ったブランドを選んでいきましょう。
今回の記事では、マウンテンバイク初心者におすすめのブランドや、それぞれの特徴とブランド選びのポイント、そして、初心者が失敗しやすい選び方について詳しく解説していきます。ぜひマウンテンバイク購入の際の参考にしてみてくださいね。
マウンテンバイクはブランドによって何が違う?
マウンテンバイクは、世界中に数多くのメーカーがありますが、初心者にとっては何がどう違っているのかわかりにくいですよね。
それぞれのブランドには得意としている分野があり、
- 初心者向けのMTBが充実している
- 軽量なクロスカントリー系が得意
- トレイルライド向けの車種が豊富
- ダウンヒルなど本格的な競技向けが得意
- コストパフォーマンスに優れている
- 日本国内で購入・修理しやすい
など、さまざまな違いがあります。
そのため、マウンテンバイク上級者に「一番おすすめのブランドは?」と聞いても人それぞれのとらえ方があるので、同じ答えは返ってこないでしょう。
また、何がやりたいか?何を重視しているかによっておすすめのブランドが変わるので、すべての人に同じブランドがおすすめというわけではありません。
例えば、舗装路を中心に走る人と、山の中の未舗装路やトレイルを走りたい人とでは、適したマウンテンバイクが異なり、おすすめのブランドも変わってくるということです。
ブランド名だけで決めるのではなく、自分の用途に合ったブランド・モデルを選ぶことが重要になります。
マウンテンバイク初心者におすすめのブランド
ここからは、初心者がマウンテンバイクを選ぶ際に候補にしやすい代表的なブランドを紹介していきます。どんな人にどんなブランドが合っているのかも含めてお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.GIANT(ジャイアント)
GIANTは台湾発の世界的な自転車メーカーです。
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ロードバイクやクロスバイクだけでなく、マウンテンバイクも幅広く展開しています。GIANTの大きな魅力は、価格と性能のバランスが良いことです。
初めてマウンテンバイクを購入する人にとって、あまりに高価なモデルを選ぶのはハードルが高いでしょう。その点、GIANTには比較的手を出しやすい価格帯から、本格的なMTBまで幅広い選択肢があります。
また、世界的に販売されているブランドなので、マウンテンバイクの基本的な設計や技術についても安心感があります。
GIANTがおすすめの人
- 初めてMTBを購入する人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 有名メーカーから選びたい人
- 街乗りから軽いオフロードまで楽しみたい人
- 将来的に本格的なMTBにも挑戦したい人
「初めて買うMTBなので、まずはコスパよく安心できる有名メーカーから選びたい」という人には、候補に入れやすいブランドです。
2.TREK(トレック)
TREKはアメリカを代表する自転車メーカーの一つです。
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ロードバイクからマウンテンバイク、クロスバイク、キッズバイクまで幅広い自転車を展開しています。マウンテンバイクについても初心者向けから本格的なトレイルバイクまで、さまざまなカテゴリーがあります。
TREKの魅力は、初心者向けモデルから本格的なMTBまでステップアップしやすいことです。最初は入門モデルを購入し、MTBに慣れてからより本格的なモデルへ移行するという選び方もできます。
TREKがおすすめの人
- 有名な海外ブランドを選びたい人
- 初心者から同じブランドで長くMTBを楽しみたい人
- 将来的にトレイルライドにも挑戦したい人
- デザインにもこだわりたい人
- 購入後のサポートも重視したい人
価格だけを見ると安価なブランドではありませんが、ブランドとしての安心感を重視する人にはおすすめです。
3.SPECIALIZED(スペシャライズド)
SPECIALIZEDはアメリカ発の自転車ブランドです。自転車専門メーカーとして非常に知名度が高く、ロードバイク、MTB、クロスバイクなど幅広いカテゴリーを展開しています。特にスポーツとして自転車を楽しみたい人から人気の高いブランドです。
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MTBについても、初心者が始めやすいモデルから本格的なトレイル・競技向けモデルまでラインナップされています。
SPECIALIZEDがおすすめの人
- スポーツとしてMTBを楽しみたい人
- 将来的に本格的な走りにも挑戦したい人
- デザインやブランドにもこだわりたい人
「最初の1台からしっかりしたMTBを選びたい」という人に向いています。
4.MERIDA(メリダ)
MERIDAも台湾を代表する世界的な自転車メーカーです。
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GIANTと並んで、台湾の大手自転車メーカーとして知られています。ロードバイクだけでなく、マウンテンバイクのラインナップも充実しています。MERIDAの魅力は、幅広い価格帯・カテゴリーから選べることです。
初心者が購入しやすいモデルから、より高性能なモデルまで選択肢があります。
MERIDAがおすすめの人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 初心者向けのMTBを探している人
- 有名メーカーから選びたい人
- 将来的なステップアップも考えている人
GIANTと比較しながら、自分に合うモデルを探してみるのもおすすめです。
5.Cannondale(キャノンデール)
Cannondaleはアメリカ発の自転車ブランドです。
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ロードバイクやクロスバイクでも有名ですが、マウンテンバイクにも力を入れています。独創的なデザインやフレーム設計でも知られており、「人とは少し違うMTBに乗りたい」という人にも向いています。
初心者向けのモデルから、本格的なMTBまで幅広く展開しているのも特徴です。
Cannondaleがおすすめの人
- デザインにもこだわりたい人
- 有名ブランドのMTBに乗りたい人
- 街乗りだけでなくオフロードにも挑戦したい人
- 他の人とは少し違う自転車を選びたい人
6.SCOTT(スコット)
SCOTTはスイス発祥のスポーツブランドです。
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自転車だけでなく、スキーやスノーボードなどのスポーツ用品でも知られています。MTBについても、クロスカントリーからトレイル系まで幅広いモデルを展開しています。特に、スポーツとしてMTBを楽しみたい人には注目したいブランドです。
SCOTTがおすすめの人
- MTBをスポーツとして楽しみたい人
- 軽快な走りを重視したい人
- クロスカントリー系に興味がある人
- スキーやスノーボードなど他のアウトドアスポーツも好きな人
7.KONA(コナ)
KONAはカナダ発の自転車ブランドです。
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MTBやグラベルバイクなど、アウトドアで楽しむ自転車に強いブランドとして知られています。
特に「舗装された道路を走るだけではなく、自然の中で自転車を楽しみたい」という人には魅力的なブランドです。
KONAがおすすめの人
- 自然の中でMTBを楽しみたい人
- トレイルライドに興味がある人
- アウトドアが好きな人
- 街乗りだけでは物足りない人
8.MARIN(マリン)
MARINはアメリカ・カリフォルニア発の自転車ブランドです。
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MTBとの関係が深く、初心者からトレイルライドを楽しみたい人まで候補にしやすいブランドです。比較的カジュアルにMTBを楽しみたい人にも向いています。
MARINがおすすめの人
- MTB初心者
- 街乗りとオフロードの両方を楽しみたい人
- 自転車をアウトドアとして楽しみたい人
- カジュアルにMTBを始めたい人
初心者ならどのブランドがおすすめ?
ここまで紹介したように、初心者向けのブランドは一つではありません。大まかに分類すると、次のように考えると選びやすくなるかもしれません。
| 重視するポイント | 候補にしたいブランド |
| コスパを重視 | GIANT・MERIDA |
| 総合的な安心感 | TREK・GIANT・SPECIALIZED |
| スポーツとして楽しみたい | SPECIALIZED・SCOTT・TREK |
| トレイルを走りたい | TREK・SPECIALIZED・KONA・MARIN |
| デザインにもこだわりたい | SPECIALIZED・Cannondale |
| アウトドア感を重視 | KONA・MARIN |
同じブランドでもモデルによって性格が大きく違うため、「ブランドが決まった=MTB選びが終わった」ではありません。むしろ、ここからが重要になります。
マウンテンバイク初心者は「ブランド」より「用途」で選ぼう

初心者がMTB選びで最もやってしまいがちな失敗が、「有名なブランドだから、このMTBを買おう」と決めてしまうことです。
実際には、そのブランドが有名かどうかよりも、どこで何をしたいかのほうが重要です。
例えば、
街乗りが中心
舗装路を走ることが多いなら、極端に本格的なトレイルバイクを選ぶ必要はありません。軽快に走れるハードテイルMTBなどが候補になります。
林道や未舗装路を走りたい
舗装路だけでなく、砂利道や林道などを走りたい場合も、ハードテイルMTBが使いやすいでしょう。
MTB専用コースを走りたい
MTB専用コースやトレイルを本格的に走るなら、サスペンションやタイヤ、フレーム形状などをより重視する必要があります。
本格的なダウンヒルをしたい
急斜面を下るダウンヒルなどを目的にする場合は、初心者向けのクロスカントリーMTBとは必要な性能がまったく異なります。
このように、「何をしたいか」を最初に決めることがMTB選びの基本です。
初心者にはハードテイルMTBがおすすめ
初めてマウンテンバイクを購入するなら、まず検討したいのがハードテイルMTBです。ハードテイルとは、前側にサスペンションがあり、後ろ側にはサスペンションがないタイプのMTBです。
ちなみに、前後にサスペンションがあるものはフルサスペンションMTBと呼ばれます。
ハードテイルには、
- 車体が比較的軽い
- 構造がシンプル
- メンテナンスしやすい
- 比較的価格を抑えやすい
- 街乗りにも使いやすい
といったメリットがあります。
そのため、「まずMTBを始めてみたい」「初めの1台は値段を抑えたい」という初心者には非常に扱いやすいタイプです。
もちろん、本格的なトレイルライドをする場合にはフルサスペンションが適しているケースもあります。しかし、最初の1台としてはハードテイルから始めるのも良い選択肢です。
初心者がMTBを選ぶときにチェックしたいポイント
ブランド以外にも、確認しておきたいポイントがあります。

1.タイヤサイズ
現在のMTBでは29インチや27.5インチなどが一般的です。タイヤサイズによって走行感や取り回しが変わります。
ただし、「初心者だからこのサイズ」と単純に決めるのではなく、身長やフレームサイズとの組み合わせで考えるようにしましょう。
2.フレームサイズ
タイヤサイズ以上に重要なのが、自分の体格に合ったフレームサイズです。
サイズが合っていないMTBでは、
- ペダリングしにくい
- 操作しにくい
- 疲れやすい
- 転倒しやすくなる
などの問題が起こる可能性があります。
可能であれば、実店舗で実車にまたがってサイズを確認しましょう。
3.サスペンション
フロントサスペンションがあることで、路面から伝わる衝撃を吸収しやすくなります。ただし、サスペンションが付いていれば付いているほど良いわけではありません。
街乗りが中心なのに非常に本格的なサスペンションを搭載したモデルを選んでも、性能を持て余してしまうことがあります。
4.ブレーキ
現在のスポーツMTBではディスクブレーキを採用したモデルが多くなっています。ブレーキ性能は安全性にも関わるため、価格だけで判断せず確認しましょう。
5.変速段数
MTBは坂道や未舗装路を走るため、さまざまなギアを使い分けます。ただし、「変速段数が多いほど初心者におすすめ」というわけではありません。重要なのは、実際の用途に合ったギア構成になっていることです。
価格も重要!初心者のMTB予算はどれくらい?
マウンテンバイクの価格は非常に幅があります。数万円程度で購入できるものから、数十万円、さらに競技向けになるとそれ以上のモデルもあります。
初心者の場合は、
「できるだけ安いMTBを買う」
よりも、
「自分の用途に必要な性能を持ったMTBを買う」
ことをおすすめします。
極端に安いMTBを購入すると、山道を走るために必要な性能が不足している場合があります。
一方で、最初から非常に高価な競技向けMTBを購入しても、初心者には扱いにくかったり、性能を使い切れなかったりします。そのため、最初の1台では「入門用として十分な性能を持ったスポーツMTB」を選ぶのが現実的です。
安すぎるMTBには注意
ネット通販などでは、「MTB」と書かれた非常に安い自転車を見かけることがあります。価格だけを見ると魅力的ですし、初心者から見たらこのくらいで十分かな、と思ってしまうかもしれませんが、注意が必要です。
特に、「本格MTBのような見た目」だけを理由に選ぶのはおすすめできません。
山道やトレイルを走る場合、フレームやホイール、ブレーキ、タイヤなどには大きな負荷がかかります。そのため、山で使用することを考えているなら、スポーツ自転車メーカーのMTBを選ぶことが重要です。
「MTB風の自転車」と「本格的なMTB」は同じものではありませんので要注意です。
初心者がブランド選びで失敗しないための3つのポイント

ポイント1.購入後のサポートを考える
MTBは購入して終わりではありません。タイヤの空気圧調整、チェーンのメンテナンス、ブレーキや変速機の調整など、定期的なメンテナンスが必要です。
そのため、購入後に相談できるショップが近くにあるかどうかも重要です。有名ブランドであっても、近所に取り扱いショップがない場合は少し不便かもしれません。
ポイント2.実際にまたがってみる
インターネットでスペックを比較するだけでは、自分の体格に合うかどうかはわかりにくいものです。
できれば実店舗に行き、
- サドルの高さ
- ハンドルまでの距離
- フレームサイズ
- 車体の重さ
- 乗ったときの姿勢
などを確認してみましょう。
ポイント3.将来やりたいことを考える
今は街乗りだけの予定でも、「そのうち山も走ってみたい」と思っているなら、少し余裕のあるモデルを選ぶのも一つの方法です。
逆に、「通勤・街乗りが中心で、山には行かない」と決まっているのであれば、本格的なトレイルMTBに大きなお金をかける必要はありません。
まとめ|初心者はブランドだけでなく「用途」でMTBを選ぼう
マウンテンバイクには、さまざまなブランド、さまざまなモデルがあります。
それぞれに特徴がありますが、「このブランドなら初心者は絶対に失敗しない」というものではありません。
大切なのは、「どこで、どんなふうにMTBを楽しみたいのか」を買う前にしっかりと考えることです。
街乗りや軽いオフロードから始めるのであれば、比較的シンプルなハードテイルMTBが扱いやすいでしょう。一方、将来的に本格的なトレイルライドを楽しみたいのであれば、トレイル向けのモデルを選ぶ必要があります。
また、本文でも触れたように、選ぶ際はブランドだけでなく、
- フレームサイズ
- タイヤサイズ
- サスペンション
- ブレーキ
- 変速システム
- 車体重量
- 購入後のメンテナンス環境
なども確認してから購入することが大切です。
初めてのMTB選びでは、スペックを細かく比較しすぎるよりも、自分の目的に合った車種を選ぶことが何より重要です。「有名ブランドだから」という理由だけで決めるのではなく、実際にショップでまたがってみたり、店員に相談したりしながら、自分に合った1台を探してみてくださいね。
あなたにぴったりのマウンテンバイクが見つかるといいですね!!

