この記事を読んでくださっている方の中には、大のお酒好きな方もいらっしゃるでしょう。
お酒好きな人にとって、旅先での特別な一杯を見つけるのは楽しみの一つですよね。地ビールに地酒、地元のワインなど、旅行先でその土地ならではのお酒を味わうのは幸せのひと時です。
かくゆう私も、大のお酒好き！！旅先にワイナリーや蒸留所があったら絶対にリストアップしています！！
今回ご紹介する北海道の余市は、余市ウイスキーやワインで有名で、地元民からもお酒＆フルーツの町として親しまれています。
余市は、北海道の観光エリアの中ではあまり目立っていませんが、お酒が好きならぜひとも立ち寄ってみてほしい北海道の観光エリアの一つです。小樽からも近いので、小樽観光と合わせて立ち寄るのがお勧めですよ。
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そこで今回は、神戸＆名古屋から北海道に完全移住した（お酒好きな）私たちがお酒の町余市のおすすめ観光スポットや、余市をもっと楽しむためのプチ情報について詳しくお届けしていきたいと思います。
余市ってどんな町？
余市は、北海道を大きく区切った時に「道央」エリアに位置していて、余市町、仁木町、赤井川村の３つから成り立っています。
観光地で有名な小樽の隣に位置していますが、小樽ほど有名な観光スポットではないので、かなりゆったりと観光を楽しむことができる場所です。
「余市・・・・なんか聞いたことあるな・・・・」という方も多いかと思いますが、朝の連続ドラマでニッカウヰスキー余市蒸溜所が取り上げられていたことで有名になってきています。
豊かな自然と水、お酒作りにちょうどいい気候から、ウイスキーだけでなくワイン作りにも適している土地なんです。
北海道の海に近い土地と言えば漁業が盛んというイメージが強いと思いますが、余市は漁業だけでなく、りんご、ぶどう、さくらんぼ、ナシ、プルーンなどの果樹栽培も盛んで全道トップクラスの生産量を誇っている場所なのです。
お酒好きなら外せない！余市観光のおすすめスポット
余市はお酒作りに適した気候と土地柄ということもあって、余市ウイスキーをはじめ多くのヒット商品を出しています。
せっかく北海道にいらしたのであれば、余市のお酒をぜひとも味わっていってほしいと思います！
ここからは、お酒好きにお勧めの余市のおすすめ観光スポットをご紹介していきましょう。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所
まずは、言わずと知れたニッカウヰスキーの蒸留所。ここは日本のウイスキーの聖地とも言われている、余市を代表する観光スポットです。
お酒好きとしては、余市に来てここに寄らないわけにはいきません！(笑)
日本人として初めてスコットランドで本格スコッチウイスキーの蒸溜技術を学んだ竹鶴政孝が1934年に開いた蒸留所で、ウイスキーの本場スコットランドの気候に似ていること、ウイスキーの製造に欠かせない燃料のピート（泥炭）が手に入りやすかったことから、ここ余市を選んだと言われています。
ここでは、世界に誇るウヰスキーである、竹鶴、余市をはじめとしたニッカ製品が醸造されています。
蒸留所の敷地内には、竹鶴氏とスコットランド人のリタ夫人が暮らした邸宅やウイスキー博物館などがあり、蒸溜所見学と併せて見学することができます。
蒸溜所見学では、原料となる大麦の乾燥から蒸溜、製樽、貯蔵に至るまでのウイスキー造りに関する施設を見ることができ、ウイスキー好きにはたまらない博物館でしょう。
予約がなくても自由に見学することができますが、ガイドが案内する無料見学ツアーに参加してより深く理解したほうがもっとウイスキーを楽しめるようになるので、ぜひ見学ツアーに参加してみてくださいね。
※ガイド付き見学ツアーは無料ですが、予約が必要なので事前に申し込んでくださいね。
蒸留所では見学のほかにも試飲ができたり、ショッピングも楽しめたりするので、もともとウイスキーがあまり好きではない人も、ウイスキーの新しい魅力に気づくきっかけになるかもしれませんよ。
余市ワイナリー
余市はワイン造りもとても盛んな地域で、ワイナリー見学も欠かせない見どころの一つです。
余市の爽やかな気候が、色素と糖度に優れたぶどうの栽培に適しているため、ワイン造りが盛んになったそうです。
そんな中でも、余市ワイナリーは余市のぶどうを余市で仕込み、余市に根づいたワイン造りを心掛けているワイナリーです。余市の自然が育んだぶどうを使用した余市特製「余市ワイン」は特に人気の高い商品となっています。
ワイナリー見学も可能なので、よりワインを深く味わうためにもぜひ見学してみてくださいね。
また、ワイナリーのほかにワインショップ、レストラン、カフェ＆ベーカリーも併設されているため、幅広く楽しむこともできるのが余市ワイナリーの魅力です。
ワインショップでは余市ワインが全種類揃えられているだけでなく、そのすべてが試飲可能！（酒好きにはたまらない！！）
試飲しながら自分にぴったりの1本を見つけることもできますし、お土産選びもはかどります。
レストランでは石釜焼きピッツァや道産牛100％のハンバーグなどがワインと共に味わえるので、お食事とのマリアージュも楽しめちゃいます。
カフェ＆ベーカリーでは、余市ワインの「ナイアガラ」を使ったソフトクリームを味わうことができ、自然に囲まれた絶好のロケーションでカフェタイムを楽しむことができます。
OcciGabi(オチガビ)
オチガビワイナリーは、まるでカリフォルニアにあるワイナリーのような異国の雰囲気を漂わせるワイナリーです。
このワイナリーは、「日本一のワインぶどうの産地に、日本一美しいワイナリーを作りたい」と、落希一郎さんが2013年に余市町に開設した施設です。
ワイナリーとともに、オチガビワインを楽しめるレストランも併設しています。
敷地には自社ワイン専用のぶどう畑があり、海外産のぶどうや材料は一切使用しないという強いこだわりの元、丁寧に作られています。ワインを作るための各設備はもちろん、レストランや庭園に至るまで景観にもこだわりが詰まっていて、まさに「日本一美しいワイナリー」という感じです。
また、ワインのテイスティングも有料でさせてもらえます。ショップには様々な品種が並んでいて、価格帯も豊富なので自分に合ったワインをぜひ見つけてみてください。
事前予約制で地下の醸造蔵を見学し、食事ができるツアーなども実施しています。
NIKI HILLS Winery
NIKI Hills Wineryは2019年にオープンした施設で、ワイナリーだけでなくレストランやホテルを併設したワインを楽しむための複合型施設です。
NIKI Hills Wineryのテラスからは、見渡す限り続くぶどう畑と余市湾までを一望する風景が堪能できます。この景色を眺めながらいただくワインは格別です！
ここでは、仁木・余市で育ったぶどうだけを使い、搾汁、発酵から熟成、瓶詰まで一貫して仁木の風土にこだわったワインを醸造しています。
ワイナリー見学は1日に3回ほどあり、当日予約が可能なので、ふらっと立ち寄りたい観光客にはもってこいのワイナリーですね。また、広大な敷地にはぶどう畑のほかにも季節の花々が咲くナチュラルガーデンやナチュラルフォレストなどがあり、自然を思う存分に楽しむことができます。
ガーデンツアーやネイチャーツアーなどのアクティビティもあるので、ワインを飲まない人でも楽しむことができ、お子様連れの方にもお勧めの施設です。
余市観光でのワイナリーや蒸留所の楽しみ方
余市では、ウイスキー蒸留所やワイナリーなど様々な施設が楽しめますが、より一層、深く楽しむためにも、事前に「楽しみ方」を知っておくことが大切でしょう。
ワイナリー見学や蒸留所見学が初めての方でも、これからご紹介する楽しみ方を頭に入れておけば、100％で楽しむことができますよ。
ツアーに参加する
ワイナリーや蒸留所をしっかりと楽しむためには、ぜひツアーに参加することをお勧めします。
ツアーに参加すると、専門のスタッフの方が製造工程や歴史などについて詳しくそしてわかりやすく説明してくれるので、理解がしやすく記憶にも残りやすいです。
また、実際の製造工程の見学や貯蔵庫の見学もさせてくれますので、貴重な体験をすることができます。見学ツアーにテイスティングが含まれていることも多いので、説明を聞きながらワインやウイスキーをテイスティングすることもできちゃいますよ。
歴史や作り方を学ぶ
時間が無くてツアーに参加できない場合や、事前予約をしていなくて当日に見学ができなかった場合などでも、自分のペースで見学することが可能なことがほとんどです。
そのような場合は、展示エリアでワインやウイスキーの歴史や製造工程について自分なりに理解を深めてみましょう。
製造工程や歴史、作り方のこだわりを学べば、今まで以上に美味しくいただくことができるようになりますよ。
テイスティングをする
ワイナリー見学や蒸留所見学で欠かせないのがテイスティング！むしろ、私はこのテイスティングこそが目当てで見学していました(笑)
もちろん、ワイナリーや蒸留所の楽しみ方において、テイスティングは欠かせません。ハンドルキーパーであったり、お酒が飲めなかったりする場合はできませんが、希少な銘柄や蒸留所、ワイナリーならではの逸品を飲ませてくれることも多いので、飲める方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
ショップでお土産を購入する
ショップでのお買い物も、楽しみ方の一つとして重要です。
そこでしか手に入らないボトルが置いてあることも多いですし、ショップでテイスティングしながら選ぶこともできたりするので、自分にぴったりの一本を見つけることもできます。
置いてある種類も豊富なので、気になるものがあったらぜひ購入してみてください。旅先で手に入れた一本は旅の素敵な思い出になること間違いなしですよ。
お酒だけじゃない！フルーツや海鮮が豊富な余市の観光＆グルメスポット
ここまではお酒好きの方のために、蒸留所とワイナリーについての紹介をしてきましたら、余市はお酒だけでなく、フルーツや海鮮も有名なグルメの街なのです！
ここでは、余市のグルメスポットについてご紹介していきます。
スペース・アップルよいち
スペース・アップルよいちは余市川の近くにある道の駅です。
地元の水産加工品や農産品、ジャムなどの加工品に至るまで「フルーツの町・余市」ならではの商品が数多く並んでいて、お土産選びにもぴったりの施設です。
小腹が空いていたら、フルーツやワインを使用したこだわりの手作りジェラートや、山本観光果樹園特製のアップルパイは絶品なのでぜひ召し上がってもらいたいですね。
ニトリ観光果樹園
ニトリ観光果樹園では、6月中旬から11月上旬にかけて、いろいろな果物狩りを楽しめる施設で、まさに「フルーツのまち・余市」を体感できる場所です。
新鮮な野菜やフルーツジュース、アップルパイも売っています。お子様も楽しめる施設なので、大人向けのワイナリー見学と合わせて行ってみるのもいいかもしれませんね。
柿崎商店 海鮮工房
柿崎商店 海鮮工房は、海鮮丼を安くお得に楽しめるレストランとして有名なお店です。
うに丼やいくら丼、かに丼などのTHE北海道！というイメージの海鮮丼はもちろん、ほっけ焼きやイカ焼きなどのサイドメニューも、食べ応えがあってとにかく美味しいと評判です。
季節の旬に合わせてメニューが変わるので、行くたびに新鮮で何回来ても楽しめるのも嬉しいポイント。
ちなみに、1階では鮮魚や加工品を販売しているので、ここでお土産を買って帰るのも楽しいですよ。
まとめ
今回は、お酒好きの方向けに、余市の魅力やお勧めの観光スポットをご紹介してきましたが、気になる施設はありましたか？
旅先でお酒を楽しむのは大人ならではの楽しみ方で素敵ですよね。ご夫婦、お友達、恋人とワインやウイスキーを通して、素敵な北海道旅の思い出を作ってくださいね。
私たち【サムライトリップコンシェルジュ】は、皆様の北海道旅行をもっと素敵に、もっと快適に、一生の思い出になるよう全力でサポートさせて頂きます。
北海道のご旅行や余市観光についての疑問、質問等ございましたらぜひお気軽にご相談下さいませ。
