近年、湖や海、川などで手軽に楽しめるアクティビティとして人気急上昇中のSUP(サップ/スタンドアップパドルボード)は、水面の上をボードの上に立って進むアクティビティで、初心者でもすぐに自然と一体になれる爽快感が味わえるという魅力があり、癒し効果も抜群なので、まだ体験したことが無い方も気になっている方が多いでしょう。
ですが、初めて行く方にとっては「何を準備していけばいいのだろう?」「ツアーに参加すれば何も持っていかなくていいのかな?」「持っていったら便利なものってある?」など、持ち物についての疑問はいろいろありますよね。
SUPを始めるなら、安心して全力で楽しむためにも持ち物チェックはとても重要です。
今回の記事では、SUP初心者が準備すべき持ち物を、「必須アイテム」「あると便利なもの」「季節別」「レンタル体験用」「女性向け」に分けてわかりやすくご紹介していきたいと思います。この記事をチェックしておけば、当日慌てることなく安心して楽しめますよ!
ぜひ参考にしていただいて、より快適でより安全なSUP体験を楽しんでみてくださいね。
初心者必見|SUPをする上で必要な基本の持ち物
初心者のうちは、SUPをするためにどんな道具が必要か、まだよくわからないですよね。ここでは、SUPをするうえで必要になる基本の持ち物から確認していきましょう。レンタルできるものもあるので、安心してくださいね。
■ SUPボード
SUPのメインギアです。これがないと、SUPできません(笑)
いきなり買い揃えるのは大変なので、初心者はまずレンタルでOKです。レンタルする際、安定性が高いオールラウンドタイプを選ぶと転びにくく、安心して練習できます。
■ パドル
ボードを進ませたり、方向を変えたりするための必需品です。これもないとSUPが楽しめません。多くのレンタルショップでボードとセットで貸し出しています。
借りるときは自分の身長+20cmほどの長さが目安です。
■ ライフジャケット(PFD)
安全のために必ず着用しましょう。
浮力のあるタイプで、サイズが体に合っていることが大切です。こちらもほとんどの場合でショップでのレンタルが可能です。
■ リーシュコード
ボードと自分をつなぐ命綱です。転倒してもボードが流されず、すぐに戻れるので安心です。
■ 水着または濡れてもいい服装
SUPは思った以上に濡れます。速乾素材のTシャツやレギンス、ボードショーツなどを選ぶようにしましょう。
■ マリンシューズ
裸足でもOKですが、岩や貝殻でケガを防ぐためにマリンシューズがおすすめです。
■ タオル・着替え
思いのほか全身が濡れるので、バスタオルと下着の替えを忘れずに持っていくと安心です。SUPを楽しんだ後、着替えてそのまま観光やグルメを満喫しに出かけることができます。
あると便利な持ち物
SUPをより快適に楽しむために、次のアイテムも用意しておくと便利です。
防水バッグ
スマホや鍵、貴重品を入れておくのに最適です。
帽子
水の上は思っている以上に日焼けします。日差しが強い日は熱中症対策としても必須です。あご紐付きだと風でも飛びにくく安心ですよ。
サングラス(偏光レンズ)
水上は日差しだけでなく水面からの照り返しも強いので、目がやられてしまいます。サングラスがあれば水面の反射を防ぎ、目を守ってくれるのでおすすめです。
日焼け止め(ウォータープルーフ)
とにかく水辺の紫外線は強烈!こまめに塗り直しましょう。
ドリンクボトル
熱中症防止のために水分補給を忘れずに行ってください。
防水スマホケース
SUP中は思い出作りのために写真をたくさん撮るのがおすすめです。スマホを水面に落として水没させないよう、スマホケースがあるといいでしょう。緊急連絡にも便利です。
小さな救急セット
絆創膏や消毒液などをもって行っておくと、万が一怪我をしたときにも安心です。
季節別のSUPおすすめアイテム
夏のSUP
- ラッシュガード:日焼け防止とケガ防止にあると便利!
- クーラーバッグ:冷たい飲み物を入れておくと快適です。SUPから上がった後に冷えたドリンクを飲むととっても気持ちいいですよ。
- 冷感タオル:休憩中に首元を冷やしてリフレッシュするのもアリです。
春・秋のSUP
- ウェットスーツ:水温が低い時期は体温低下を防げます。
- ウインドブレーカー:風が強い日も安心して楽しめるので1枚あると良いですね。
- 防寒グローブ:手が冷たくなりやすい時に重宝します。
レンタル体験でも持っていくべきもの
「SUP体験ツアー」や「手ぶらプラン」に参加するときは、「何も持っていかなくてもいいだろう」と思っている方が多いのですが、次のアイテムは必ず自分で用意しておきましょう。
無くてもSUP体験はできますが、快適さと満足度が段違いに変わるので、必ず持っていくことをおすすめします。
- タオル・着替え
- 飲み物
- 日焼け止め
- 帽子・サングラス
- 防水スマホケース(写真を撮りたい人におすすめ)
体験施設によってはシャワーや更衣室がない場合もあるので、車内で着替えできる準備をしておくと便利です。
あると快適!SUP上級者が持っている便利グッズ
SUPに慣れてきたら、快適さや楽しさをアップさせるギアを少しずつ揃えていきましょう。
- GoPro(アクションカメラ):SUPの臨場感をそのまま動画にすることができます!SNSにアップするときもGoProで撮った動画や写真があれば一気に映え動画をアップすることができますよ。
- ポータブルチェア:休憩中やSUP後のリラックスタイムにこれがあるととっても便利です。玄人感も出せちゃいます(笑)
- コンパクトテント・サンシェード:日陰を作って快適に過ごせます。特に夏の暑い日はこれがあるとないとでは快適さが大違いです。
- 防水スピーカー:お気に入りの音楽を聞きながらクルージングするのもとってもお勧めです。リラックス効果があるので、一気に癒し効果が体感できますよ。
女性初心者向け(おしゃれ・日焼け対策重視)
この章では、「おしゃれにSUPを楽しみたい!」「焼けすぎたくない!」という女性のSUP初心者の方に向けて、実用性と見た目を両立できるアイテムを紹介します。
おしゃれに見えて機能的な服装
- ラッシュガード+レギンスコーデ:水陸両用で、体型カバーにも◎
- サップ用ショートパンツ:明るいカラーや花柄で写真映えになります。
- 速乾キャップ:濡れてもすぐ乾き、UVカット機能付きのものがおすすめです。
日焼け対策のマストアイテム
- ウォータープルーフ日焼け止め:SPF50+・PA++++クラスを選び、こまめに塗り直ししましょう。日焼け対策をしっかりしておくことで、シミそばかすの対策もできます。
- フェイスカバーやアームカバー:顔や腕の紫外線対策に効果的。
- サングラス+UVリップクリーム:意外と焼けやすい唇もケアを忘れずに行いましょう。
女性に人気の便利アイテム
- ヘアゴム&防水ポーチ:髪が濡れてもすぐまとめられるようにヘアゴムやヘアまとめアイテムは必須です。
- 小型防水ポーチ:スマホやコスメをコンパクトに持ち歩けて便利です。水に濡れて化粧直しを簡単にしたいときも、さっと取り出せて便利です。
- 可愛いデザインのマリンシューズ:おしゃれは足元から!カラーで個性を出すこともできますよ。
北海道など寒冷地でのSUP持ち物
北海道や本州北部など、水温の低い地域でSUPを楽しむ場合は、防寒・安全対策が特に重要です。
寒さを甘く見ると体が動かなくなったり、風邪を引いたりすることもあるので、しっかり準備していきましょう。
基本の服装
- フルスーツタイプのウェットスーツ(3mm〜5mm):冷たい水や風をしっかりブロックしてくれて安心です。
- ネオプレーングローブ・ソックス:手足の冷え対策に必須です。
- 防水ウインドブレーカー:風を遮り、休憩中の体温低下を防ぎます。
あると便利な防寒グッズ
- ビーニー(ニット帽)またはウェットキャップ:案外頭をしっかりと温めておけば冷えにくいので、頭からの熱を逃さないためにも持っておくと安心です。
- ホットジェル・カイロ:休憩中に体を温めるのに便利です。
- 温かい飲み物入りのボトル:体の内側から冷え対策をしましょう。
寒冷地SUPのコツ
- 風が強い日や曇天の日は避ける
- SUP後は速やかに体を拭いて着替える
- 濡れたまま長時間過ごさない
北海道などの寒い地域でも、しっかり準備をすればSUPは一年中楽しめます。北海道の静かな湖で見る朝焼けSUPなどは、まさに絶景です。装備を整えて、寒冷地ならではの魅力を味わうのもおすすめです!
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まとめ:準備万端で安心・安全にSUPデビュー!
SUPは準備次第でより快適に、そしてより楽しくなります。
初めてのうちはレンタル体験でも十分ですが、安全装備と快適グッズだけは自分で揃えるのがポイントです。
自然の中で風と水の音を感じながらのSUPは、心も体もリフレッシュできる最高の時間になること間違いなしです。
初心者のうちは、何を持っていけばいいのか、何が最低限必要なのかわからないと思いますので、まずはこの記事を参考に、持ち物をしっかり整えて、安心・快適なSUPデビューを楽しんでくださいね!
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