都道府県の魅力度ランキングで常にトップを誇る北海道!食べ物は美味しいし、空気は綺麗だし、夏は涼しいし・・・・住むには最高!と思える素敵なエリアです。
そんな北海道には、本州の人にはなかなか理解できないOR馴染みがない習慣や常識があるんです。
今回は、本州の名古屋&神戸から北海道に完全移住した私たちが、北海道ならではのあるあるや北海道の魅力を厳選してご紹介していきます!!
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北海道はとにかく広い
「車で片道2時間」は近所
名古屋に住んでいた時は、車で京都に行くとなると2時間近くかかり、もはや小旅行気分でしたが、北海道に住んでみると「片道2時間か~近いなあ」って感じになります。
片道1時間なんて、もはや、庭(笑)
北海道はどこに行くにも遠いし時間がかかる上に、道中がかなりすいすいで快適なドライブになるので、2時間の運転ぐらいじゃ疲れなくなります。
それに伴い、近い、遠いの感覚がどんどんと北海道仕様に変わっていきます。
「北海道で地震!」ってなると本州の人に心配されるが大抵大丈夫
私も夫も本州出身なのですが、北海道で地震があったというニュースがあると、実家の皆皆は「えらいこっちゃ!!えらいこっちゃ!!!」と慌てふためいて、すぐに心配の連絡をくれます。
ありがたいのですが、今のところ大丈夫じゃなかった経験はないです。
道外と道内はこんな感じになってます。
母(道外)「北海道で震度5の地震あったけど、大丈夫!?!?!?」
私(札幌近辺)「地震だと!?どこや!?」
友人(函館)「地震だと!?どこや!?」
友人(小樽)「地震だと!?どこや!?」
友人(帯広)「地震だと!?どこや!?」
友人(旭川)「地震だと!?どこや!?」
友人(網走)「地震だと!?どこや!?」
友人(釧路)「地震だと!?どこや!?」
友人(稚内)「ちょっと揺れた!!!!」
運転中は子供の飛び出しより鹿が怖い
都会で運転していると、子供やお年寄りが急に道路に出てきたり、自転車が急に飛び出したりするのが結構恐怖ですよね。
北海道の札幌や旭川などの都市部以外では、道も広いし人が道路を歩いているなんて光景はほとんどありませんので、人が飛び出す心配はないんですよね。
ただ・・・。鹿が怖い( ;∀;)
鹿と車がぶつかったら車は破損するし、最悪、車内の人の命も危ないです。
なので、どんなに広くて快適な道路でも、鹿に注意して安全運転をしないとだめなんです。特に、明け方と夕方は鹿タイムなので要注意!!
ガソリンとコンビニは入れるときに入らなければならない
北海道の道を走っていると「次のコンビニまで70キロ」「ここを逃すと100キロガソスタありません」という看板を見かけることがあります。
親切に看板出してくれてたらまだいいんですが、予告なしでガソリンスタンド難民になることもしばしばです。
都会にいる感覚で「まだ1メモリあるから大丈夫かな~」と思ってガソリンスタンドを通過してしまうと痛い目に遭いますので(何度か経験済み)北海道の道を運転されるときは注意しましょう。
信号は縦
北海道の信号機は縦のことが多いです。
それはもちろん!雪対策!!
信号機が横だと雪の重みで傾いたり壊れたりするため、北海道の信号機は縦に作られているんです。
道路の上に矢印がある
縦の信号と同じく北海道の道路で特徴的なのが道路の上にある矢印です。「ここが道路だよ~ここ走ってね~」ということを示すためのものです。
夏に見ると、「これ、要る??笑」
ってなるかもしれませんが、冬の特にホワイトアウトで前が見えなくなる時は超絶重宝します。
雪が舞って一寸先も見えないようなときは、この矢印だけを頼りにして家まで運転して帰宅します。
春になると落とし物が芽吹く
冬の北海道は、これでもか~~~というくらい、多くの雪が降ります。そのため、冬に落とし物をすると、探している間にも上から雪が降ってきて隠れてしまい、なかなか見つかりません。
そうして無くしたものたちが、春になるとひょっこり顔を出してきます。
これまで雪解けとともに出てきて見つけたことがあるものは
・GoPro(春のスキー場にて)
・財布
・砕けたスマホ(たぶん除雪車に踏まれた)
・バンパー(たぶん雪壁にぶつかって外れてそのまま放置)
・ワイパー
・手袋
などです。
冬の間は猛吹雪が多いので、車のパーツがちらほら落ちています。
スマホは落とすとかなり面倒だから、豪雪地域のほとんどの道民たちは、たぶんスマホの色を白以外にしてるはず(笑)
冬は道路幅が激減
夏の北海道の道路を走っていると「道広~~い!!」「2車線じゃなくて、もはや4車線じゃ~ん」と思いますが、冬になるとちゃんと2車線のちょうどいい感じか、ちょい狭になります。
除雪車が道路の雪を端の道路わきにいったん寄せるので、道がどんどん狭くなっていって、夏の間あんなに広かった道路は見る影もなく超絶狭くなります。
いまいち広さをわかってもらえない
本州から北海道に遊びに来てくれようとする友達からよく相談を受けるのが、北海道旅行プラン。
かなりの確率で無謀な旅行プランを提示されます(笑)
友人「二泊三日なんだけど~空港から旭川行って~小樽行って~ニセコのほう行って~函館行って帰ろうかなって思ってるんだよね~イケる??」
私「イケません」
ゾッとするプランです。
で見るとわかるように、北海道は思っている以上に広いので、旅行を計画するときはこの図を思い出してくださいね。
北海道の冬はひたすら寒い
雪だるまを作る難易度が高い
東京などで雪が降ると、ご近所中のあちこちに雪だるまが出現しますよね。
東京に住む子持ちの友人から「北海道は毎日雪だるまが作れて子供たちはラッキーだね」と言われたんですが、実際のところ、北海道で雪だるまを作るのはけっこう難易度が高いんです。
なぜなら、(地域にもよりますが)北海道の雪はさらさらのパウダースノーなことが多く、さらさらすぎて、ぜんっぜん固まりません。春先になってくると、湿度が高い雪になってくるのでやっと雪だるまが作れるようになります。
ちなみに、北海道に住んでいると雪の質の違いが一目でわかるようになってきます。
真冬は車のドアが開かなくなる
冬、-10℃を下回ってくると、車のドアが開かなくなります。
恐らく、日中の間に少しだけ雪が溶けてそれが夕方以降固まってしまうからだと思いますが、とにかくこの現象、めちゃくちゃ不便です( ;∀;)
我が家の車は運転席のドアが一番先に開かなくなり、次に助手席のドアが開かなくなるので、基本、後ろのドア以降のドアから侵入して椅子を乗り越えてハンドルまでたどりつきます。
そのため、冬の期間はヘッドレストは外してあります。(侵入後の移動をスムーズにするため)
冬に置き配にすると大抵のものが凍る
冬の期間は特にお買い物に出かけるのが億劫になるため、アマゾンなどの配達はとても重宝しています。置き配を利用すれば、昼間仕事で出かけていても荷物が受け取れて便利です♪
ただ、置き配にしてしまうと、大抵のものが凍った状態でのお届けになります。
ちなみに、北海道民はクール便を「冷やして送るため」としてではなく「凍らないようにして送るため」に使っています。
冬に0℃は「あったかい」
地域によって、厳冬期では-15℃や―20℃にもなります。私たちの住んでいるエリアもひと冬に何度か―15℃を下回ってかなり寒いと感じます。
そんな冬に0℃なんて気温になったら「あったかい」を通り越してちょっと暑いと感じます。
冬になると冷蔵庫が増える
冬の期間は冷蔵スペースが増えます。
我が家の場合、暖房を効かせる部屋とあえて効かせない部屋を作り、暖房が効いていない部屋は冷蔵庫です。
ビールや日本酒などのお酒はもちろん、野菜室としても使えますし、夕飯の残り物の鍋などはそのまま部屋に保管しています。ただ、寒すぎる日はお酒が凍ってしまうので、冷蔵庫で温め?てからいただいてます。
急冷したい場合は外の廊下におけば、一瞬で冷えます。
冬はキャリーケースやベビーカーが役に立たない
冬に本州から旅行に来てくれる方たちの多くがキャリーケースを持ってくるのですが、冬の北海道にキャリーケースはまったく役に立たなくなるのでお勧めしません。
なぜなら、屋外はほぼ100%雪道なので、キャリーケースがコロコロできないのです。同様の理由からベビーカーも役に立たなくなります。
その代わり、冬の道内ではソリをキャリー代わりにしていろんなものを運んでいます。買い物したときに重いものを運んだり、子供も運べます。
まとめ
いかがでしたか?
北海道あるあるから、北海道での生活や習慣、魅力が伝わりましたでしょうか?
私たちサムライトリップコンシェルジュは、皆様の北海道旅行をもっと素敵に、もっと快適に、一生の思い出になるよう全力でサポートさせて頂きます。
北海道のご旅行や北海道での生活についての疑問、質問等ございましたらぜひお気軽にご相談下さいませ。
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